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当院では脳卒中後の後遺症による片麻痺の方のリハビリを行っています
きっかけは脳出血後遺症の方が麻痺側の股関節の痛み、麻痺側の肩の痛みでご来院されました。
リハビリと言えば病院や理学療法士を思い浮かべる方も多いと思います。
私、くまさんの整骨院の院長は自分が歩けなくなった経験をし、難病、後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症と診断された時の自分を歩けるようにしていった経験を活かしてリハビリに取り組んでいます。
片麻痺リハビリと言えばなにを思いうかべるでしょうか?
①骨折後の拘縮
②寝たきりの方
③脳梗塞、脳出血後のリハビリ
今回は③の脳梗塞、脳出血後のリハビリについてお伝えしてきます。
まず麻痺している側の肩の痛みと、股関節の痛みはだいたい皆さんあります。
片麻痺の股関節痛、片麻痺の肩痛は本当に多いです。
脳出血後病院のリハビリを退院後当院に初めてご来院された方は右肩の痛みと右股関節の痛みでした。右半身麻痺なので麻痺側の痛みです。
まさか当院でリハビリが出来ると思っていなかったようです。
現在脳出血の方は1年リハビリしています。
片麻痺の股関節の痛み、肩の痛み、最初はどのような体の状態だったか?
右半身麻痺なので当然右側の大腰筋、腸骨筋は縮んでいます。
これを細かく開放してあげると股関節の痛みはすぐに消えました。
現在は右肩は可動域は多少狭いものの痛みはほとんどありません。
では動かない右半身の右手、右足はどうかというと少しずつ動かせるようになってきました。
この方は病院で障害1級と症状固定を診断されました。
症状固定とは?
脳梗塞後遺症、脳出血後遺症で簡単にいうともうこれ以上動くようになりません。という事です。
ですが私も患者様もこのままでいいと思った事はないですし、まだまだ動くと思っています。
実際動画では麻痺の足が上がっています。これだけあがるのに麻痺なのでしょうか?
ちょっと症状固定とは残酷ですね。回復するのにあきらめなさいという意味なので。
実際はぐんぐんご自分で成果が出ていると実感出来るほど回復しています。
脳梗塞後遺症で症状固定、障害1級でもあきらめなければ体は変わります。
当院整体はこちらをご覧ください
なぜ脳卒中後の半身麻痺の方は片手曲がっているのでしょうか?
ある時脳出血後の方の歩行をみてふと思いました。
動かない手がなんで曲がっているのだろう?
しかも肩にも力が入っている。
自分も後縦靭帯骨化症と診断されて歩けなくなったので物凄く自分の歩行を研究しました。
ここからは脱力がテーマです。
右麻痺リハビリ
力を抜く。脱力がテーマです。
目いっぱいグーをして肘を曲げてください。
曲げずらいはずです。
間違った指令がいっているので力が入ります。
そして嬉しいお知らせを頂きました
リハビリ初めて半年くらい過ぎたころでしょうか
何年かぶりに腕をくんでました。
「かみさんにお父さん腕をくんでるよ」
と言われてビックリしたそうです。
脳出血して症状固定と言われても回復している証です。
1つ壁をこえたと思います。
少し力が抜けるようになったら無意識的にやりたい姿勢が出来た。
脳卒中後、片麻痺になってもあきらめない
肩の痛みもほとんどなくなり、股関節の痛みもなくなり、体も少しずつ動かせるようになりました。
ご自分でも実感できています。
もちろんすぐに!というわけにはいきません。
ですがやればやるほど効果はあがります。
脳梗塞後のリハビリ
脳梗塞後のリハビリ方も同じです。
やはり力の入れ方が違います。
脳梗塞、脳出血ともに同じところに力を入れてしまっています。
しかしその一番使う筋肉を使えなくすると動きが変わってきます。
ここまで時間はかかりますが、まずは皆さん歩行に困っているので歩行から変えていきます。
あきらめなければ体は回復してくれます。
睡眠、食事、リハビリと頑張ってやって頂ければ少しずつ良くなっていく皆さんの姿を自分見ています。
是非皆さんあきらめる事なく頑張っていただきたいと思います。
麻痺側の股関節や肩の痛みがある方はご来院して頂いた方が良いですが遠方の方はオンラインでも行っています。
近隣の蕨市、戸田市、川口市で脳梗塞後遺症リハビリの効果でお困りの方、埼玉県でお困りの方ご相談ください。
著者(writer)
金子 太樹