五十肩で夜眠れないほど痛い方へ|夜間痛の原因・楽な寝方と対処法 | くまさんの整骨院

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五十肩で夜眠れないほど痛い方へ|夜間痛の原因・楽な寝方と対処法

五十肩でなぜ夜に痛くなるのか?

「昼間はなんとか我慢できるのに、夜ベッドに入るとズキズキして眠れない……」
「寝返りを打つたびに肩に激痛が走り、毎晩のように目が覚めてしまう」

五十肩(肩関節周囲炎)に悩む多くの方が直面するのが、このつらい「夜の痛み(夜間痛)」です。

現場での体感としては五十肩の方で夜間痛があるのは3割くらい、残りの方は手を上げる痛みが多いです。
基本的に当院で治る順番としては①夜の痛みがひく→②手が痛くなあがる→③手を上げる時に自然にあがる→④手を後ろに回せる
手を後ろに回す動作がが最後に残る事が多いです。
これは肩もそうですが手首が固まっている方も非常に多いですし、指の固まりの方もいます。


五十肩以外の肩の病気にも注意(こんな肩の痛みは医療機関へ)

当院では四十肩、五十肩みたいですと症状出てから時間が経っている方は一度整形外科でレントゲンをお願いしています。

  • 石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせい けんばんえん)
    • 特徴: 肩の腱の中にカルシウム(石灰)が急激に沈着して激しい炎症を起こす疾患です。
    • 夜間痛との関係: 「昨晩までは何ともなかったのに、夜中に突然の激痛で目が覚めた」「痛くて一睡もできない・腕に触れることすらできない」といった急性期の強烈な激痛が特徴です。
  • 腱板断裂(けんばんだんれつ・特に棘上筋腱の断裂など)
    • 特徴: 肩を安定させるインナーマッスル(棘上筋など)の腱が切れてしまう状態です。加齢による変性や日常動作の負荷で自然に切れることも多くあります。
    • 五十肩との違い: 五十肩は「関節が固まって他人が動かしても上がらない」のに対し、腱板断裂は「自力では上がらないが、反対の手で支えたり人に持ってもらうと上がる」ことが多いのが見分けるポイントです。夜間痛も強く現れます。
  • 頚椎由来の症状(頚椎症・頚椎椎間板ヘルニアなど)
    • 特徴: 首の神経が圧迫されることで、肩から腕、指先にかけて痛みやしびれが生じる状態です。
    • 五十肩との違い: 肩関節自体には異常がなく、首を後ろに反らしたり横に倒したりすると肩や腕の痛みが強まる傾向があります。
      頚椎症の記事はこちら

自己判断は禁物です
「ただの五十肩だからそのうち治るだろう」と放っておくと、適切な治療時期を逃してしまう場合もあります。特に「眠れないほどの激痛が続く」「腕に力が入らない」「しびれを伴う」といった場合は、早めに医療機関(整形外科)や専門家に相談し、正確な状態を把握することが大切です。


痛い腕はどこに置けばいい?夜ぐっすり眠るための「置き場所」完全ガイド

五十肩の夜間痛を和らげる鉄則は、「肩関節を引っ張らない・ねじらない・つぶさない」位置に腕を収めることです。

パターン1:【仰向け】で寝る場合(最もおすすめ)

  1. バスタオルを2〜3枚用意して折りたたむ: 厚みが 5〜10cm程度 になるよう四角くたたんで準備します。
  2. 痛む側の「肘から手首の下」に敷く: 肩の真下ではなく、肘から前腕(手首)の下にタオルを差し込みます。
  3. 手をお腹〜みぞおちの上に乗せる: 手のひらをお腹の上に軽く乗せ、腕全体がリラックスして脱力できる角度に調整します。

パターン2:【横向き】で寝る場合(痛くない側を下にする)

痛む側の肩を下にして寝るのは絶対にNGです。必ず「痛くない健康な側の肩」を下にして寝てください。

  1. 胸の前に大きめのクッションや抱き枕を置く
  2. 痛む側の腕をクッションの上に乗せて抱きつく
  3. 肘を軽く曲げ、胸と同じか少し高い位置で支える

ちょっとしたコツ
脇の下をマッサージしてから寝てみてください。
手はいつも下げているので脇は必ず筋肉が緊張しています。
最初は痛いと思うので少しずつ始めてください。
最初にお話しした通りその寝ている時の夜間痛はずっとは続きません。

⚠️ やってはいけない「NGな腕の置き方」

NGな姿勢・置き方なぜダメなのか?
痛む肩を下にして横向き寝炎症を起こしている滑液包や腱板を全体重で押しつぶしてしまうため
バンザイの姿勢で寝る肩の関節包が最大に引き伸ばされ、神経や血管も圧迫されるため
何も敷かずに腕をだらりと下ろす腕の重み(約4kg)で一晩中肩関節が牽引され続けるため

肩だけを見ない|くまさんの整骨院での五十肩の考え方

五十肩で来院される患者様から、よくこのようなご質問をいただきます。

「痛くない時間帯もあるのに、なぜなかなか治らないのでしょうか?」
「調子の良い日と、ものすごく痛む日があるのはなぜですか?」

実は、体はずっと一定の状態を保てるわけではありません。

睡眠時間、日々の仕事量、疲労、無意識の姿勢や体の使い方によって、肩にかかる負担は毎日変化しています。
単純に肩を回す動作など日常にないので何日も肩を回していないと関節がかたまり痛くなる事もあります。

「無意識の姿勢の崩れ」が肩の治りを妨げている

ご本人は「真っすぐにしている」つもりでも、痛みをかばおうとして無意識に姿勢が崩れてしまっているケースが非常に多く見られます。

  • 痛む側をかばって、片側にばかり体重をかける癖
  • 痛みを避けるために、無意識に肩をすくめて前へ丸める姿勢(巻き肩)
  • 「痛いから」と腕をほとんど動かさず、肩甲骨まわりが固まる生活

痛いのは「肩」ですが、その背景には背骨・骨盤・体全体の使い方のアンバランスが隠れています。
現場で一番多いのは痛い方の肩が中に入っている巻き型が多いです。
デスクワークで右肩が痛いのであればマウスの位置など長年同じ位置ではないでしょうか?

くまさんの整骨院が大切にしているアプローチ

「施術のその場だけ楽になればいい」ではなく、「痛みを繰り返さず、毎日を快適に過ごせる身体」を目指すために、当院では以下のステップを徹底しています。

  1. 肩だけでなく、背中や肩甲骨、全体の動きを細かく確認する
  2. 無意識の悪い姿勢や「体の使い方の癖」を見直す
  3. 痛みの出にくい日常動作・体の使い方を覚える
  4. 自宅で無理なく続けられるセルフケア・ストレッチをお伝えする

当院で実際に行う五十肩へのアプローチ

くまさんの整骨院では、「痛いところを無理に揉む・動かす」ような施術は行いません。
肩周辺の炎症や固まった組織の状態に合わせて、段階的にアプローチを進めていきます。

ステップ1:インディバ(深部加温)による深部組織の緊張緩和(目安:初期3回程度)

五十肩の初期や夜間痛が強い時期は、肩の関節包や深層のインナーマッスル(腱板など)が強い緊張と炎症・血行不良を起こし、ガチガチに固まっています。

  • 手技では届かない深部へアプローチ: まずは高周波温熱機器「インディバ」を使用し、体の深部からじんわりと温めて組織を緩めます。
  • 痛みを無理に起こさず血行・柔軟性を引き出す: 無理な力をかけずに深部筋肉や関節包の緊張をほぐし、まずは「痛みが落ち着きやすい土台」をつくります(状態に合わせて初期に3回程度集中的に行うのが目安です)。

当院の整体について

ステップ2:肩甲骨・背骨・骨盤を含めた「全身のバランス調整」

深部が温まり緊張が緩んだ段階で、肩関節だけでなく肩甲骨、背中(胸椎)、肋骨、骨盤の連動性を整えていきます。

  • 肩の通り道を確保する: 肩甲骨や背骨がしなやかに動くようになることで、腕を上げ下げするときに肩関節にかかる引っかかりや過度な負担を取り除きます。

ステップ3:痛みの出にくい「体の使い方」と「姿勢の見直し」

施術で整えた良い状態を長持ちさせるため、日常生活での負担を減らす指導を行います。

  • 無意識の癖を修正: 片側に偏った体重のかけ方や巻き肩、仕事中(介助やパソコン作業など)の姿勢の癖をチェックして見直します。
  • 痛まない動かし方を覚える: 「どう動かせば肩に負担がかからないか」の身体の使い方をお伝えします。

ステップ4:自宅でできる「無理のないセルフケア・ストレッチ」指導

施術と並行して、ご自宅や職場で無理なく続けられる簡単なセルフケアをお伝えします。

  • 今の段階に合ったストレッチ: 痛みが強い時期に無理に動かすのは逆効果です。「今のお身体の状態に合わせた、負担のない安全なケア」を的確にアドバイスします。

まずはつらい夜間痛や可動域の制限をご相談ください
「深部の緊張を緩める(インディバ)」×「全身の連動を整える手技」×「日常の癖・セルフケア改善」を組み合わせることで、若い時の肩関節目指して施術していきます。


よくある質問(FAQ)

Q1. 痛くて腕が上がらないのですが、無理にでも動かしてストレッチしたほうがいいですか?

A. 強い痛みを我慢して無理に動かすのは逆効果です。
特に「ズキズキ痛む時期(急性期)」や「夜間痛が強い時期」に無理やり腕を上げたり回したりすると、炎症が悪化して治りを遅らせてしまいます。まずはインディバなどで深部の緊張を緩め、炎症や痛みが落ち着いてから、痛みの出ない範囲で少しずつ動かしていくことが回復への近道です。

Q2. 痛い肩を下にして寝てしまう癖があります。どうすれば防げますか?

A. 痛くない側の肩を下にして「抱き枕」や「大きめのクッション」を抱えて寝るのがおすすめです。
胸の前にクッションを抱え、痛む側の腕をその上に乗せることで、寝返りを打って患側を下にしてしまうのを防ぎやすくなります。また、仰向けの場合は「肘から手首の下にたたんだタオル」を敷いておくと、肩が後ろに落ち込まず痛みが和らぎます。

Q3. 「五十肩はそのうち自然に治る」と聞きましたが、放っておいても大丈夫ですか?

A. 放置すると痛みは引いても「肩が固まって上がらない(拘縮)」後遺症が残るリスクがあります。
肩の状態によっては長期間かかることもあります。治癒目安とは簡単なものを除いて2カ月から1年くらいです。人によります。
現場では実際に放置して肩関節をかためて痛くないけど肩の可動域が少ない方は沢山みています。

Q4. 病院(整形外科)の湿布や痛み止めで様子を見ていますが、併用して施術を受けられますか?

A. はい、病院の治療やお薬と併用して通っていただけます。
湿布や痛み止めで痛みをコントロールしつつ、当院で「深部の緊張緩和(インディバ)」や「肩甲骨・背骨・姿勢のバランス調整」を行うことで、より根本的な改善が期待できます。「湿布だけでは夜の痛みが変わらない」という方も多く来院されています。

Q5. 施術(インディバや整体)は痛くありませんか?

A. 無理な痛みを伴う施術は行いませんのでご安心ください。
インディバは体の深部から「心地よい温かさ」を感じる心地よい施術です。また、手技による調整も、肩を無理やり引っ張ったり強い力でボキボキ鳴らしたりするものではありません。お身体の状態や痛みの度合いを細かく確認しながら、負担のないやさしい刺激で進めていきます。


まとめ:五十肩の夜間痛は当院では初期に「インディバ」で施術します。

五十肩の夜間痛は、決して気のせいでも我慢すべきものでもありません。

  • 夜に痛む明確な理由がある(炎症・関節の内圧・寝た時の姿勢による構造的ストレス)
  • まずは寝姿勢(ポジショニング)を工夫する(タオルやクッションで腕の重みを支える)
  • 「肩だけ」を揉んでも根本解決にはならない(無意識の姿勢の癖や背骨・骨盤の連動が大切)

「夜ぐっすり眠れない」「服を着替えるのもつらい」「いつまでこの痛みが続くのか不安」という方は、痛みを一人で抱え込まずに、ぜひ一度ご相談ください。

くまさんの整骨院では、インディバによる深部ケアと全身のバランス調整、そして日常生活の癖の見直しを通じて、そしてなぜ痛くなったかを皆様にお伝えさせていただいています。

五十肩の症例報告や動画はこちら
五十肩の痛みで困っていた方のブログはこちら

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金子 太樹
【保有資格・実績】 ・厚生労働大臣認定 柔道整復師(国家資格) ・臨床経験21年以上 / 延べ20万人以上の施術実績 重症症状(片麻痺、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛など)を専門とし、他の整体院や保険診療では得られない価値を提供することに情熱を注いでいます。患者様が「この先歩けなくなるかも?」という不安から解放され、一歩ずつ回復へ向かえるよう、正しい努力の仕方をサポートしています。