2024/08/11

頭も首も重い首下がり症候群高齢者症例報告

首下がり症候群高齢者頭も首も重い

当院くまさんの整骨院は蕨市にありますが、さいたま市から首下がり症候群でご来院頂きました。
症状は首と頭が重くて首が下がってきてしまう。
整形外科には行ったそうですが「筋肉付けてください」ということで湿布をもらって終わりになってしまったという事でした。

最初にご来院して頂いた感想としてはとにかく体が曲がっている！
首下がり症候群の方は皆さんかなり体が曲がっています。

８０代の女性の方です。
３回ほど施術させて頂きました。
体の捻じれはかなり凄いのでそちらは戻しつつも首が下がる原因を探します。
症状としては立っていると、歩いている時は首が下がっていしまうので手で支えないと歩けないという事でした。
実際の立っている姿勢は写真の感じです。

歩いている時もこのような姿勢で歩いています。
背中の丸さだけは真似できないのですが背中もかなり丸くなっています。

座っている時も初回は下がるとおっしゃっていましたが、だんだんと私生活を少しずつ変えて頂いて座っている時のが良い状態になってきました。

日常の生活動作で変えて頂いたこととしては

首下がり症候群の特徴してはかなり体が曲がってます。
結果として首下がる方向に体をいつも使っている感じがします。

上手く真似できませんが前回の首下がり症候群のブログの方はこのように体が曲がっていました。

今回のさいたま市の方は歩行がのけ反って歩くので練習をしました。
手で支えて歩いているそうです。

いつもはすぐ首が下がってしまうのですが、なんとかなり歩行練習をしても全く首下がる気配がないのです。

「ひょっとしていつも首が下がる事をきにしてます？」
「常に気にしています！」

気にしないようにしましょう！とお伝えしました。
このパターンも首下がり症候群の方だけはなく結構多いのですが、痛いという思い込みやしびれているという思い込みで常に気にしていると絶対に治りません！

当院は整体なので整体を行っています。
まず背中が丸いので胸の方の前側の筋肉が短縮していますのでそちらを改善してきます。
さらに当院の整体で矯正していきます。

年齢的に回復力が衰えているのでこちらは軽めにしています。
前側の筋肉と後ろの筋肉のバランスを施術と電気治療でとり、日常の姿勢や生活動作を改善していきます。

今まで痛くないから体のメンテナンスをしていなかったそうです。
よく私はお伝えしますが、しっかりと使い方を治さないと結果あと回しにしているだけなので年齢重ねた時に辛くなり症状が出てきます。

この方はさいたま市とくまさんの整骨院からはかなり遠いのですが、娘さんが毎回連れてきて頂けているのが良い点です。
娘が見ている中で施術をされているのでお母さんも頑張ります。

徐々にご自身の不安が解消されて首が下がらなくなるようになって頂けると良いと思います。

首下がりでお悩みの方へ
もし薬を変えたなどありましたらお医者様にまず相談してみましょう！

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著者プロフィール蕨に開業して10年の柔道整復師