介護職の腰痛
当院見解としてはまず同じ使い方ばかりするから腰痛になりやすいのが1つ、介護職の方はは比較的ストレッチなどをやっていない方も多いのが(もちろんやっている方もいるのでしょうが)現場の感想です。
介護職は、腰痛になりやすい職業として知られています。厚生労働省の調査によると、介護職を含む保健衛生業の休業4日以上の業務上疾病(しっぺい)のうち、腰痛(災害性腰痛)は5,132件中1,648件と、全体の約3割を占めています。
なぜ介護職では腰痛が多いのか?
介護職では、以下の理由から腰痛になりやすいと考えられます。
腰痛の治し方-
介護業務に腰に負担がかかる動作が多い
介護業務には、ベッドから車いすへの移乗や入浴介助など、腰をひねったり、前かがみになったり、中腰になる動作が多くあります。これらの動作は、腰に大きな負担をかけます。
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介護業務は重労働である
介護業務では、利用者を抱きかかえる、ベッドや車いすを運ぶなど、重い物を運ぶこともしばしばあります。重い物を運ぶ動作は、腰に大きな負担をかけます。
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介護職員の年齢層が比較的若い
介護職員の年齢層は、比較的若い傾向にあります。若いうちは筋力や体力があるため、腰痛になりにくいと考えられますが、加齢とともに筋力や体力が低下し、腰痛になりやすくなります。
介護職で腰痛になりやすい理由
介護職で腰痛になりやすい理由は、以下の3つに分けられます。
- 動作要因
介護業務に腰に負担がかかる動作が多いことが、腰痛の原因となります。特にベットが壁についていたりして同じ方向で毎日行うのが良くないです。
- 環境要因
介護環境が整っていないことも、腰痛の原因となります。たとえば、浴室やトイレが狭いと、職員は無理な姿勢を維持せざるを得ません。
- 個人的要因
筋力不足や体重過多などの個人的要因も、腰痛の原因となります。
介護職で腰痛にならない方法
介護職で腰痛にならないためには、以下の対策が有効です。
- 動作の工夫
腰に負担がかからない動作を心がけましょう。たとえば、ベッドから車いすへの移乗では、利用者の体を抱きかかえるのではなく、滑車やリフトなどを活用しましょう。いつも同じ方向ではなく逆側からもできるのであればやりましょう。
- 環境の整備
介護環境を整えることで、腰への負担を軽減できます。たとえば、浴室やトイレを広くしたり、手すりや滑り止めを設置したりしましょう。
- 健康管理
筋力不足や体重過多を解消することで、腰痛のリスクを減らすことができます。適度な運動やバランスの良い食事を心がけましょう。
介護職は、腰痛になりやすい職業ですが、適切な対策を講じることで、腰痛を予防することができます。介護職員は、自身の健康を守るためにも、腰痛対策に取り組むことが大切です。
当院の患者様例
お伺いしたところ介護職で仕事の中盤あたりから腰が痛くなるというお話でした。
随分と体が曲がっていたので写真を使ってお伝えさせて頂き、全身矯正で行いました。
先日ご予約のお電話を頂いた所、【マシになってきました】との事でした。
年齢的にも40歳超えるとなにか毎日痛みがあると不安になりますよね?
【悪い病気じゃないのか?】という思いにかられます。
ご本人がストレッチが出来るとおっしゃっていたので1つだけ毎日やって頂くストレッチもお話しました。
既に沢山いるお年寄りが【痛い所だらけで】未来を教えてくれています。
体に対してなにもしなければ今のお年寄り同じようにあっちもこっちも痛い状態になります。